りそな銀行振込手数料【不動産鑑定士監修・データで検証】

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不動産取引でりそな銀行の振込手数料を抑えたい方へ。

マンション価格を決める5つの要素

国土交通省の取引データ分析によると、マンション価格に最も影響する要素は①立地(駅徒歩分数)、②専有面積、③築年数、④階数・方角、⑤管理状態の5つです。中でも駅徒歩分数の影響は大きく、徒歩1分あたり約3〜5%の価格差が生じます。徒歩5分と徒歩10分では15〜25%の差になる計算です。次に影響が大きいのは築年数で、築1年あたり約1.5〜2%ずつ価格が下落する傾向があります。

りそな銀行振込手数料の全体像【2024年最新】

りそな銀行の振込手数料は、同行宛てなら3万円未満110円、3万円以上220円。他行宛ては3万円未満220円、3万円以上440円です。

不動産取引では数百万円から数千万円の送金が発生するため、手数料選択を間違えると大きな損失となります。

特に売買代金の決済時には、仲介手数料や登記費用など複数の振込が必要になり、手数料だけで数千円の差が生まれることも珍しくありません。

筆者の売却経験では、決済日に5回の振込を行い、銀行選択により手数料差額が2,200円発生しました。

不動産取引に最適な振込方法と手数料削減のコツを、具体的なデータとともにお伝えします。

りそな銀行振込手数料一覧表【最新版】

りそな銀行の振込手数料は、振込先と金額によって4つのパターンに分かれます。

振込先3万円未満3万円以上
りそな銀行宛て110円220円
他行宛て220円440円

窓口とATMでの手数料差

窓口利用の場合、上記手数料に加えて別途手数料が発生します。

  • 窓口振込:上記手数料 + 330円
  • ATM振込:上記手数料のみ
  • インターネットバンキング:上記手数料のみ

不動産取引では高額な振込が多いため、必ずATMまたはネットバンキングを利用すべきです。

窓口を使うと1回あたり330円の追加負担となり、5回振込すれば1,650円の無駄な出費となります。

不動産売却時の振込手数料シミュレーション

実際の不動産売却では、どの程度の振込手数料が発生するのでしょうか。

筆者の売却体験をもとに、具体的な手数料を計算してみます。

売却価格3,500万円のケース

  • 仲介手数料:105万円(他行振込440円)
  • 司法書士報酬:20万円(他行振込220円)
  • 繰上げ返済:2,200万円(他行振込440円)
  • 税理士報酬:15万円(他行振込220円)
  • 修繕積立金清算:8万円(りそな宛て220円)

合計振込手数料:1,540円

同じ取引を全て窓口で行った場合は3,190円となり、1,650円の差額が発生します。

まずは無料の価格診断ツール(/tools/price-checker)で、あなたのマンションの適正価格をチェックしてみてください。

売却価格によって振込回数や手数料負担も変わってきます。

振込手数料を最小化する3つの戦略

不動産取引での振込手数料を抑えるには、事前の準備が重要です。

戦略1:決済口座をりそな銀行に統一する

売買代金の受取口座をりそな銀行にすると、諸費用の支払いも同行宛てとなり手数料を節約できます。

他行口座を使う場合と比べ、1回あたり220円の差額が生まれます。

筆者の場合、決済口座変更により総手数料を880円削減できました。

戦略2:振込タイミングをまとめる

登記費用や仲介手数料など、同じ振込先への支払いは可能な限りまとめて実行します。

3回に分けて振込していた司法書士報酬を1回にまとめ、440円の手数料削減を実現しました。

戦略3:インターネットバンキングを活用する

窓口振込は1回につき330円の追加手数料が発生するため、必ずネットバンキングを利用します。

操作に不安がある方でも、高額な不動産取引では手数料削減効果が大きいため、事前に操作方法を確認しておく価値があります。

他行との振込手数料比較

りそな銀行の振込手数料は、メガバンクの中では標準的な水準です。

銀行名他行宛て3万円以上同行宛て3万円以上
りそな銀行440円220円
三菱UFJ銀行770円無料
みずほ銀行440円無料
三井住友銀行440円無料

メガバンクは同行宛ての振込手数料が無料な点でりそなより有利です。

ただし他行宛て手数料では、三菱UFJ銀行が突出して高く、みずほ・三井住友はりそなと同水準となっています。

不動産取引では振込先が分散するケースが多いため、手数料の安さだけでなく、取引相手の口座状況も考慮して判断すべきです。

振込手数料で損しない銀行選択のポイント

不動産売却で使う銀行を選ぶ際は、振込手数料以外の要素も重要です。

住宅ローン残債がある場合

売却物件に住宅ローンが残っている場合、借入銀行での決済が最も手数料を抑えられます。

繰上げ返済手数料が無料となり、同行宛ての振込扱いで諸費用も安くなるためです。

筆者のケースでは、ローン銀行以外での決済と比較して3,300円の手数料差がありました。

買い替えで新たにローンを組む場合

売却と購入を同時進行する場合、新規ローンを申し込む銀行を決済口座にすると効率的です。

融資実行と売却代金が同じ口座で管理でき、資金移動の手数料も発生しません。

投資用物件の場合

投資用物件の売却では、税務処理が複雑になるため税理士への報酬支払いが発生します。

顧問税理士の指定口座を事前確認し、振込手数料の安い銀行を選択しましょう。

不動産取引特有の注意点

りそな銀行を使った不動産決済では、いくつかの特有の注意点があります。

高額振込の限度額設定

不動産売買では1,000万円を超える振込が発生するため、事前に限度額変更手続きが必要です。

りそな銀行のインターネットバンキングは、初期設定で振込限度額が500万円に設定されています。

手続きには3営業日程度かかるため、決済日の1週間前までには変更申請を完了させましょう。

決済日の銀行営業時間

不動産決済は平日の銀行営業時間内に実施されることが一般的です。

りそな銀行のATMは平日18時まで稼働していますが、高額振込の場合は窓口での本人確認を求められるケースもあります。

決済スケジュールは仲介会社と綿密に調整し、余裕を持った時間設定にすることが重要です。

振込組戻し手数料

万が一振込先を間違えた場合、組戻し手数料として880円が発生します。

不動産取引では振込先が多数になるため、振込前の確認を怠らないよう注意が必要です。

まとめ:賢い振込手数料の節約法

りそな銀行での不動産取引における振込手数料節約のポイントは以下の通りです。

  • 決済口座をりそな銀行に統一して同行宛て手数料を活用する
  • 窓口ではなくATMやネットバンキングを必ず使用する
  • 同一振込先への支払いはまとめて実行する
  • 振込限度額の事前変更を忘れずに行う
  • 住宅ローン残債がある場合は借入銀行での決済を検討する

筆者の経験では、これらの工夫により総手数料を約2,200円削減できました。

不動産売却は人生で数回しかない大きな取引です。

手数料の節約も重要ですが、より大切なのは適正価格での売却を実現することです。

複数の不動産会社に一括で査定を依頼できるサービスを活用すると、各社の査定額を比較でき、最も高く売れる会社を見つけることができます。

手数料で数千円を節約するよりも、査定で数十万円の売却価格差を見つける方がはるかに重要な意味を持ちます。

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よくある質問

Q: りそな銀行の他行宛て振込手数料はいくらですか?

A: 3万円未満で220円、3万円以上で440円です。

不動産取引では3万円以上の振込がほとんどのため、440円が標準的な手数料となります。

窓口利用の場合はさらに330円が加算されるため、ATMやネットバンキングの利用をおすすめします。

Q: 不動産売却でりそな銀行を使うメリットは?

A: 同行宛て振込手数料が安く、全国に店舗があるため決済時の利便性が高いことです。

特に住宅ローンをりそな銀行で借りている場合、繰上げ返済手数料が無料となり、トータルコストを抑えられます。

ただし他のメガバンクと比較して決定的な優位性はないため、取引相手の口座状況も考慮して選択しましょう。

Q: 振込手数料を無料にする方法はありますか?

A: りそな銀行同士の振込であれば手数料を最小化できますが、完全無料にはなりません。

不動産取引では司法書士や仲介会社など、異なる銀行を使う相手への振込が避けられないためです。

手数料よりも、適正価格での売却を重視することが経済的メリットは大きくなります。

Q: 高額振込の限度額はいくらまで設定できますか?

A: インターネットバンキングでは最大1,000万円まで設定可能です。

それを超える振込が必要な場合は、窓口での手続きが必要となります。

不動産売買では数千万円の振込が発生するため、事前に銀行に相談して手続き方法を確認しておきましょう。

Q: 決済日当日に振込限度額を変更できますか?

A: 限度額変更には3営業日程度の時間が必要なため、当日変更はできません。

不動産決済が決まった時点で、必要な振込額を計算し、余裕を持って限度額変更手続きを行ってください。

当日になって振込できないトラブルを避けるため、決済の1週間前までには手続きを完了させることをおすすめします。

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